引越しのダンボールは引越し業者のが良い?スーパーでもらえば良い?
引越しのダンボールはどうしたらいいと考えてますか?
正解を言うと、引越し業者からもらった方が良いです。
その理由は、
・引越し業者がくれるダンボールは頑丈だから
・最後に回収してくれるから
・ダンボールをもらいに行く手間が省けるから
これが大きな理由!
ダンボールの料金については、1枚200円ほどですが、見積もりが出て契約間近の時に、「ダンボールは無料にしてもらえませんかねえ。ほぼ御社にお願いしたいと思っているので、そしたら、契約します。」と言えば、無料にしてくれます。
ですから、基本的には引越し業者からダンボールをもらえば無料ですし、強度の観点からも良いです。
ダンボールは何枚必要?
目安ですが、一人暮らしの引越しで30枚だと言われています。引越し業者から少し多めにもらって、不要分は返せば良いです。
足りないより余るほうがマシです。引越しの準備をしている時に、ダンボールがない!というのでは、引越し準備がはかどりませんから。
引越しに使うダンボールの数ですが、おおむね
1K | 10〜15枚 |
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1LDK | 15枚〜20枚 |
2DK、2LDK | 30枚〜40枚 |
3LDK | 50枚〜70枚 |
4LDK | 60枚〜80枚 |
見積もりの営業さんに聞くと、大体分かります。
「足りないということが起きると不安なので、5枚ほど多くいただけますでしょうか?余ったら未使用の状態で返しますので」と言えば、快く足してくれます。
4人暮らしで奥さんの荷物、雑貨が多かったり、お子さんの捨てられない荷物が多いとダンボール100枚必要なこともあります。
引越しの営業はプロです、「この荷物量ですと、私の場合は何枚必要でしょうか?」と聞くと良いです。
ダンボールを自力で準備する場合
ダンボールはスーパーでももらえます。スーパーですと無料です。
ですが、スーパーのダンボールをおすすめしない理由があります。
大きさが良いのがない
大き過ぎるダンボールはよくないです。その理由は、たくさん物を入れると運ぶ時に重くて、底が抜ける可能性があるからです。
中くらいのダンボールに一杯に詰めて、ダンボールの数を減らしながら、一箱辺りの重さもそこそこにするのが良いです。
中以上の大きさのダンボールに本を入れてはいけません。
本は重たいので小さいなダンボールに入れます。
食品を入れたダンボールは臭い。水分も含んでいる
冷えた食品が入っていたダンボールは強度が弱くなっています。
汁がダンボールに染みて乾いた物もあります。
そうすると、臭いです。
臭いダンボールの中に、洋服や雑貨、本を入れたくないですよね。
水分を含んだことがあるダンボールは乾いたとしても、臭いが残ります。
一度、雨で濡れて乾いたダンボールもある
雨で濡れたケースもあります。
雨で濡れるとダンボールはフニャフニャになります。
フニャフニャになったダンボールが乾くとパサパサした状態になります。
強度も弱く、引越し当日が雨で、もう一度濡れた際、荷物が染みたり、運んでいる途中で破れたりします。
注意が必要です。
引越しは、荷物を詰めて、引越し業者のスタッフがダンボールを運び、トラックに積みます。
強度が必要なので、ダンボールは引越し専用の物がベストです。
スーパーでダンボールをもらったとしても、それを持って帰ってくるのも大変です。
それならば、契約した時にもらえるダンボールで引越し作業をするのが一番良いですね。
ビックカメラ、ヨドバシ、ヤマダ電機でもらう
電化製品が入っていたダンボールなので、強度もOK。濡れていないという点に関しても良いです。
電化製品は大きいから、ダンボールも大きめの傾向があります。
緩衝材ももらえる点も良いです。
新聞紙を丸めれば、十分に緩衝材になるので、緩衝材を無理してもらう必要はありません。
特大サイズのダンボールは使わないほうが良い
ダンボールの数を減らせるのは良いのですが、1箱1人で運びます。大きなダンボールだと物が多く入ってしまい重くなってしまうからです。
それと、大きいと扉やエレベーターの扉で引っかかったりするからです。
だから、引越し業者からもらえるサイズのダンボールが良いのです。(中サイズ以下のダンボール)
ダンボールにガムテープを貼る
引越し業者スタッフのガムテープの張り方は理にかなっています。底が抜けないようにガムテープを貼るのはもちろんですが、十字に貼るんです。横に貼ったら、タテにもガムテープを貼っています。
引越し屋スタッフは「これはダンボールに入れたほうが良いな」と判断した場合、やってくれます。ダンボールを組んでくれます。この時にダンボールのガムテープの貼り方を注意して見てください。十字に貼っていますよ。
クラフトテープと布テープ〜ガムテープの使い分け
ガムテープも引越し業者のサービスでもらえる場合が多いです。引越し業者がくれるガムテープは強度が高い布製ガムテープです。それを使えば、全て問題ありません。
自分でガムテープを用意する場合、安いクラフトテープ(紙)の方が用意しやすいです。クラフトテープは強度を要しない箇所に使います。クラフトテープは重ねて貼ることもできないので知っておきましょう。
布ガムテープは自分で買うと少し高いです。ダンボールの底に貼る場合、布テープ必須ですが、プチプチにスプーンを包んだ場合などはクラフトテープで十分です。
使い分けても良いですね。
引越し先でダンボールの片づけが大変!
引越し先で荷物を運び入れてもらったら、中身を出せる物は出して、ダンボールを引越し業者に持って行ってもらうことをおすすめします。
- 後日回収ですと、ラクラクパックにした場合は回収無料です(要予約)。
- 安い節約プランにした場合、ダンボール回収1回3000円取る業者が多いです(サカイ、アート)。
ですから、引越し当日に極力持って行ってもらうほうがよいです。
ダンボールを全部自分でたたんで、紐でしばって、ダンボールのごみの日に持って行くのは大変です!
自分で運ぶのは大変なので、できるだけ引越し当日に業者に持って行ってもらう!
まとめ:引越し業者でもらうダンボールのメリット
引越し業者で作られたダンボールはとにかく使いやすい。
・引越し屋から配布されたダンボールはサイズが同じなので積みやすい。
寸法が同じ=積みやすい=管理しやすいのです。
強度も問題なし!
引越しは引越し用のダンボールがおすすめ。運びやすいようにできています。
引越し終了後にダンボールが不要になる点も忘れてはいけません。使い終わったダンボールを持ってもらえるのはとても便利ですよ。
■見積もり値下げの裏技として、引越し業者にダンボール再利用でも良いです。と言ってみる手もあります。
再利用とは、一度誰かが使ったダンボールのことです。新品ダンボールじゃないのですが、強度は申し分なく、引越し業者としても「この人、引越しを知ってるな」と思ってもらえるので、見積もり交渉の時も下手なことは言ってこなくなります。